原因は石灰じゃなかった!?
みなさまにはご心配をおかけし、申し訳ありません。
今回の病状と、通院の経過を記録しておきます。
次に同じようなことになった場合のためと、似たような症状でお悩みの方に、何か参考になれば…。
興味のない方は、読まなくても全然大丈夫です。(長いです)
不調を感じたのは10/16の朝。
寝違えたっぽい、首曲げると痛いな…と思っていて、夜、冷蔵庫の扉を開けた時にビキッ!と左の背中から肩にかけて激痛。
実は、こういうことはたまにあって、その後は一定の腕の動作で痛くなるものの、数日で治っていた。
でも今回はそう簡単にはいかなかった。
翌日10/17、ランチ営業をなんとか終えたものの、背中が激痛。
肩甲骨の内側に、矢が刺さっているみたいな痛み。
耐え切れずに整骨院へ行ってみた。
筋肉が炎症をおこしているのでしょう、と電気をあててもらい、仕事の後は痛いところをアイシングする(冷やす)よう言われた。
「温めちゃダメです」と言われ、(やばい、温湿布しちゃったなんて言えない…。)
夜も痛みに耐えながら営業。
バイトのR君に片付けを頑張ってもらって、早めに帰宅。
寝る時に娘に保冷剤を乗せてもらい、10分ほど冷やしてから寝た。
10/18朝起きたら、あれ?あまり痛くない。大丈夫かも。
と思ったのもつかの間、仕事をしていたらどんどん痛くなってしまった。
夜に入っていた予約がキャンセルになったこともあり、もう無理だ!と夜の営業を休むことに。
s整形外科へ行き、レントゲンを撮り、「石灰沈着性滑液包炎」と診断された。
「炎症を取る注射、しますか?」と聞かれ、治るならなんでもしてくれ!とばかりに注射してもらった。
「腕を動かしてみて」と言われ、普通に上げ下げ、ぐるぐる腕を回した。
別に腕が上がらないわけじゃないし、注射前と後で何も変わっていないのに、診察は終了。
痛み止めと湿布を出された。
「温めてくださいね」と言われ、(は~?冷やしちゃったよ~!なんて言えない…)
やっちゃいけないことしちゃってた時は、自然に無口になってしまう私…(;´Д`)
注射もしたし、少しは痛みも軽くなるだろうと思っていたのに、夜に背中の激痛。
本当に死ぬほど痛い。痛い痛いとうめき声が出るくらい。
娘に夜間救急で見てもらえる病院があるか、探してみてとお願いし、「#7119」へかけてもらう。
(この番号、電話の横とかに貼っておくと良いです。
夜間救急で見てくれる病院を紹介してくれたり、病院に行くべきか、救急車を呼ぶべきか、などもアドバイスしてくれるし、夜間とか休日などにも、病院に行くべきか迷ったらまずここに相談すると良いですよ。)
ですが、今回はかけても、もう何もできないということが分かっただけだった…。
痛みに耐え疲れていつの間にか寝ていた。
10/19起きた時は痛みは引いているが、やはり動きだすと痛い。
もう一度s整形外科へ。
私「痛くて死にそうです」
先生「昨日注射したばかりだから、もうできないよ。」
私「知り合いはブロック注射してもらったって言ってたんですけど、そういうのは…?」
先生「ブロック注射って?神経ブロックのこと?」
私(そんなの知らんがな)
先生「あなたは神経じゃないから、意味ないよ。」
私「ほかの人は筋肉注射したとも聞いたのですが…」
先生「筋肉でもないから」
私(もういいや…痛くて話すのもつらい)
帰る。
でも少し休んだら痛みがおさまって、夜の予約分だけ営業。(←アホや)
案の定、その後、痛くて大変だった。
その後は、お店を休業にして、なるべく肩に負担がかからないようにしていたが、寝る時になると痛みがひどくなったり、背中に矢が刺さっているのも相変わらず、二の腕がつったように痛かったり、背中や腕が痙攣したり、左手(特に人差し指と中指)がしびれていて、力が入らないという状態が続いた。
10/24、A整形外科へ。
ちょっと見て、首を動かされ、すぐに「肩じゃなくて首だね」と言われた。
え、どういうこと?
首のレントゲンを撮って、骨には異常なしと。
じゃあどこがどう悪いの?首がなんなの?という説明がなくて…。
「頸椎ヘルニアとかではないですか?」と聞いたら、「それはMRI撮らないとわからないけど、まずは薬が効いていないから薬を変えて1週間様子見ましょう」と。
「あの…早く仕事に復帰したいんですけど…」
「上を向かなければ、仕事はしてもいいですよ」
(う~ん…でも痛みが軽減されないと、仕事はつらい…)
その日、肩に石灰ができたことのある友人から、町田のN整形外科では、石灰を潰してくれて、30分で治ったよ!と連絡がきた。
それまでは私のように長期間苦しんでいたと。
藁にもすがる思いで、10/25、N整形外科へ行ってきた。
症状を聞いて、首を触り、
先生「石灰は関係ないですね、首です。」
私「え、でもレントゲンで石灰の白い塊が写っていましたけど…それで肩に注射されて…」
先生「石灰があっても、痛みが出ない人もいるんです。まず石灰が原因だったら腕が20度もあがりません。あなたは腕があがるでしょ?」
私「最初の病院に行く前からあがります。」
先生「石灰のことは忘れてください。」
(はぁ…s整形外科…誤診じゃん…)
その後、首のレントゲンを撮り、詳しい説明があった。
先生「あなたは普通の人より首の骨の椎間板が薄い。だからふとした動作で神経に当たってしまうことがある。それで神経に傷がついたり炎症をおこし、神経がつながっているところに痛みやしびれが出る。これは「神経障害」と言います。」
ふむふむ。その後、薬の飲み方や効能、首を動かすときの注意点など詳しく説明してくれて、炎症を取る注射を首と背中に打ってもらい、その部分を温めてもらった。
今までの病院で一番丁寧で、こちらの疑問にもきちんと答えてくれる。
最後に「今の説明でなにかわからないことはありますか?」って聞いてくれる。
ちょっと遠いけど、ここに通うことに決めた。
石灰潰して痛みが消えて、はい終わり~だったら楽だったんだけどな…。
でも、痛みが出てから10日目にして、やっとちゃんとした原因がわかって、正しい治療が始まったので、一安心です。
みなさまも、病院選びは気を付けましょう。
ちょっとでも疑問に思ったら、違う病院に行ってみるのも良いですよ。
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